「文字と行です!」「はじめまして!」「こんにちわ~」「ご無沙汰しております」
さまざまなシーンでお客さまにお会いするとき、私たちは、自然と白いシャツを着ています。
すると、度々お客さまから質問をいただきます。
「そのシャツは制服?」
そう言われて文字行さんたちは互いを見合い「お!確かに似ている」と驚きます。
そして、「今日のは手持ちの白シャツの中でも特にお気に入りなんです~」と
白シャツへのこだわり自慢の余談が始まります。
でもこれ、制服ではなく、私服なんです。
文字行さん同士、趣味が似ているのもありますが、実は、ある願いが込められてもいます。
以前、
「ピシッとスーツを着ていると、ネクタイをした話しかできないじゃないですか」と、代表がお客さまと話していたことがあります。
ビジネスの恰好がいけないということでもなく、身だしなみを気にするなということでもなく、形式的ではないが失礼のない服装で、お客さまにまっすぐ向き合う想いを持っているからこそできる話がある、と。
打ち合わせも商談も、お仕事なのでマナーやルールが基本ではあるものの、
文字と行が大切にしているのは「寄り添う支援」ということ。
肩の力が入ったまま、予定調和の決まったことを話す人に、自社の想いを伝えようとは思わないはず。
形式的なカタチからは、形式的なお話だけしか、聞けないかもしれない。
お客さまへの敬意と礼儀を大切にしながらも、私たちが本当に触れたい企業さまの文化や魅力についてたくさん話していただけるように、必要以上の形式よりも「知りたいんです!」いう想いが伝わるようにしたい。
そんな想いで日々打合せに向かっています。
ちなみになぜ白が多いのか。
これも「好み」とは違う理由があります。
企業さまには、企業さまの数だけ文化と魅力があり、実にカラフルです。
聞き手である私たちは、そのカラフルな皆さまの色を陰らせることなく大切に受け取れたら素敵だな、そのときに私たちは「吸収できる状態」でありたいな、と感じていて、自然とまっさらな「白」が多くなりがちに。
いずれにしてもこの服装は、
寄り添うことに重きを置き、知りたい!ままに行動する私たちの気持ちの表れなのです。
おまけとしてこっそり、私の見解をもうひとつ。
企業さまの文化に触れることが大好きな文字行さんたちですが、実際は小心者も多く、お客さまに初めてお会いするときも、それ以外のときも、緊張で強張ることがたくさんあります。
だから自然と「お気に入り」の白いシャツを身にまとい、お客さまとの会話が良きものになるように、自分がお客さまの負担にならないようにと、願掛けしているのではないかと!!
最近の文字行さんは、シャツのブランドが被りがち。
そろそろ制服化が、近いかも、、?