狭小住宅リノベで、新たな事業拠点をつくる。

この夏、文字と行は5期目を迎えました。
立ち上げのころよりずっと「地域で頑張る企業さまのために」と想い、言葉にし、
もしかしたら、この数年の環境や世の中の変化に立ち向かう皆さまとの会話でさらにその想いは以前よりもっと、色濃くなったかもしれません。

そんなことを感じながらこの度ついに、
「こんなことができたらいいな」を実現すべく新たな方向へと歩き出す時がきました。

忙しない街から少し離れた千種区神田町、築50年の狭小住宅と出会う

文字と行が新たに挑戦するのは、この変化の早い時代の中で、地域で直向きに頑張る会社さま方が「どうしていいかわからない」「こんなことできないか」と心に抱いたときに、その悩みや相談をもっとしやすい場所をつくること。そこには私たち文字と行をはじめ、小さな会社さんの魅力に触れたい、技術や文化をつないでいきたい、伝えていきたい!という想いをもつ仲間が集まり、自分たちにできることで精一杯、企業さまを支援するための場づくりができたら、たとえ小さな場所でも誰かの課題を乗り越えることができるはず。

場所を探し始めてすぐ、街はずれにある1軒の古い建物に出会いました。
ワンフロア10坪程のビルで、築50年だとか。
入るといたるところに「ステキ」と「クセ」がある。

  • 低い天井
  • 生活感のある風呂場
  • 立派な床の間
  • 懐かしいガラスデザイン
  • 謎の廊下
  • 段ごとに高さの違う階段
  • 斜めなる建付け
  • 絶妙に目線のズレるベランダ

などなど。

ちょっと外れにある隠れ家、と呼ばれる未来を描く。

正直なところ何かと不便さがあるので、ここに訪ねてきてくれる皆さんに「なんでここに?」と思われるかもしれない。
そんな気持ちに答えを探すかのように、天気や時間を変えて、足を踏み入れてみたのです。
もちろん、壁も床もすべてが整った綺麗なビルも見たのだけれど、その帰り道にはやっぱり、もう一回、もう一回と、何度も純和風の神田町へ足が向く。

なんとなくそれが答えで、
人と人が交わる、人と人が知恵を出し合う、人と人が支えあう、そんな「相談場所」となって、
何度も何度も、「神田町にいこー」と思ってもらえる未来にしたい!

ということで、場所が決まれば次は環境づくり。

今の事務所は、「文字行さんっぽい」「この雰囲気すごく好き」と褒めていただくことが多いので、新しくできる場所もやっぱり「文字行さんっぽい」「なんか好き」「また来るね」と言っていただきたい!
そこはわがままに、そうありたい!

新しい拠点でこれからの文字と行らしさを、引き続き探求したいと思っています。

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