プライバシーポリシーって、必要?

ホームページは会社さまにとって、お客さまとの大切な接点。

「お気軽にお問い合わせくださいね」
というメッセージをしっかりと届け、心地よい関係性を築いていきたいものですよね。
なんといっても星の数ほどあるインターネット上のサイトの中から、何かを求め、アクセスしていただいた顕在・潜在さまざまな方たちの「疑問」「解決」「満足」を導くことのできる場所なのですもの。

初めてのお客さまからホームページのご相談をいただいたとき、ご要望に対してモクモクと少し煙が出るくらい頭をフル回転させながら「こんな構成、どうでしょうか!?」とお伝えするのですが、そんなときにしばしばいただくご質問があります。

「このプライバシーポリシーって、無いとダメですか?」

答えとしては、
やっぱり必要なんです。

その分、手間もコストも少しだけ多くかかってしまうのですが、折角想いを入れておつくりするのだから、このひと手間を妥協したくはない、という想いとともにいつもお伝えしています。

どうして必要なの?どうすればいいの?

パソコンやスマートフォンがないとそわそわする暮らしが当たり前となり、身のまわりのモノから誰かを想って探すモノまで、ネットやアプリを通して何かを買う文化にも驚かなくなりました。プライバシーポリシーについてご質問されたお客さまも、なんとなく「必要なんだろうなー」と感じているのかなと思います。
そんな中、国からのお達しにより、ホームページでの会員登録や問い合わせフォームからユーザーのお名前やメールアドレスなどの個人情報を得るときは、プライバシーポリシーを公表し、個人情報の取得方法や利用目的、管理方法などを記載するよう義務付けられたのです。

実際にプライバシーポリシーには、
・個人情報の取得方法や利用目的
・その取り扱い方法・管理方法
・第三者への開示・提供
・法令、規範の遵守と見直し
・お問い合わせ窓口
などを記載していきます。

ちなみに、プライバシーポリシーと個人情報保護方針って似てますが、少し違うみたいです。
プライバシーポリシーは、ホームページで取得した個人情報などについて定めたもので、含める項目に決まりはありません。ですので、一般的にホームページの場合、個人情報の取り扱いを含めたプライバシーポリシーを記載する、という感じになるのです。

プライバシーポリシーは、お客さまへの想いです

SNSやインターネットが身近になり、さまざまなシーンで「個人情報を登録する」ことが日常になってきたといっても、きっと誰しもが、「情報が悪用される」という不安を頭の隅っこから消し去ることができないのではないでしょうか。
いつもは軽快にホームページのいろんなボタンを押していく私の指でさえも、ポチっとする前に一瞬だけ立ち止まったりします。

「プライバシーポリシーって、お客さまへの想いなんです」
と打ち合わせで答えていた代表の言葉に、今更ながらやっと深く頷く瞬間。
たしかに、プライバシーポリシーは、企業からそんなお客さまへの気遣いの象徴でもあるのですよね。

ホームページは会社さまにとって、接するお客さまとの大切なコミュニケーションの場。
興味を持っていただいている皆さまに、「お気軽にお問い合わせくださいね」という想いをカタチとして届け、心地よい関係性をつくっていくためにも、大切なのです。
誠意のあるプライバシーポリシーを掲示することで、皆さまの提供するサービスや情報においての社会的な信頼をつくるだけでなく、インターネットという性質上トラブルになりやすい問題を回避することにもつながります。

想いの表現には、いろんなものがあるのだなと日々学びがたくさん。
そしてそれは、接するお客さまの視点に立つ、という「寄り添うことの原点」なのかなと感じます。

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