「パタパタ」を楽しむ。

「パタパタするの、好き?」

初めて面接で文字と行に触れた日に聞かれた質問のひとつです。
振り返ってみても、これは文字と行ならではの表現だな、と思います。そして本当に、文字と行の事務所では「パタパタ」と音がするのです。

文字行さんたちが「あっ!」と焦りながらパタパタと、
社長が「そうだ!そうだ!」と閃きながらパタパタと、
そんなさまざまな「パタパタ」の音がします。

そもそも「パタパタ」ってなによ?
と素朴な疑問。

ポイントは、「バタバタ」でも「ガタガタ」でも「カタカタ」でもないことです。
「しまった!!」と焦りながらも、お客さまのために細やかな気持ちで前向き、「ちがうちがう!」と踵を返しながらも、より良くなることへの期待感に高揚。

直訳すると「パタパタ」は
「忙しなく動くその時も、楽しみながら働く」という感じでしょうか。

未経験から始まった私たちは、お客さまのことを知れば知るほど初めて聞くことや、新しいご要望にたどり着きます。ドキドキしながらも、大切に向き合う。その「どこか危なっかしいけれども、想いはいつもまっすぐで任せてみようかなあと思ってもらえる姿」が、パタパタとした行動に表れているのかなぁと思っています。

入社した時は新鮮に感じていた音が、いつしか自分たちでも出す日常の一部となりました。
お母さんがキッチンでぐつぐつ料理をしているような、誰かお客さまのための手間と想いが見えてくるような、安心感のある音として定着しています。
(とはいいつつ、自分がパタパタしている時はだいぶ焦っており、考える余裕がないのも事実…)

余談ですが、文字と行の年明けの挨拶は、「パタパタと忙しくも楽しく頑張りましょー!」でした。
ふふっとにやけ、今年も頑張ろうと思った仕事始めだったことを覚えています。

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