なんか、居心地が良い。

画面の中でお話することが増えつつある昨今、、なのですが
お客さまが来たり、お客さまのところに会いに行ったり、会えるなら会いにいく、そこにしかない会話や時間が何よりも大好物な文字と行なのですが、

入社して数ヶ月、パタパタにも少し慣れ、
「文字行さん」として過ごす中であらためて感じたこと、
それは、文字と行の話し方。

なんだか、居心地がいい。

言葉の語尾で伸ばす棒が、
まっすぐな棒じゃなくて「わー!」、
なみなみの棒「わ〜!」みたいな。

その語尾の「そいつ」と初めて出会ったのは、面接の中。
緊張して早る気持ちが放たれてしまい、
想定してなかった話が滑り出てしまっていることに気づいたり。
思えばそこにはいつも「そいつ」が舞っている。

きっとちょっとした差なのだろうけど、
話し方に、柔らかさがある・ないの違いだったり、相手を思う優しさだったり、気持ちの変化が頭で考えるより先に出ちゃっているような、だからこそ大切な部分なのかなーと思ったりします。

あと、話し方や心地よさでいうと、普段の会話でぴょこんっと出てくる何気ない言葉が少しかわっていて面白い。
あっ、その言い方いいなあ、と思う場面がよく登場する。

でも、あっ、いいなあ、と思ったときにはもう話が進んでいるわけで。

そのいつもと同じで、でも今しかない、
ほんのちょっとだけキラっと光ったような、そんな瞬間を必死に覚えていようと思っていても、いろいろ話しているうちに忘れてしまって、気づいたときには悔しい気持ち。

どうにか覚えておきたいのだが、何かいい方法はないだろうか…

メモをとる?録音する?
うーん、もっと自然に覚えておける方法はないものか、と考えてた私は、
「そっか、その時の記憶を写真に残せばいいのだ」というなんともアナログな結論に辿り着いた。

でも、写真を撮るのが好きだから、それで良し、だ。

写真は瞬間を切り取ると共に、
タイムカプセルのようにその時の記憶も一緒にパッケージしておけるし、

後から見返したときに、そのときに肌で感じた季節だったり、写真の前後のできごとをふわっと戻してくれたりもする。

「どんどん撮ってよいよー」
と社長からもお許しをいただいたわけですし、
思いついたからには実践せねば。

明日もきっと私の目の前には残したい瞬間や空気が次から次へと。
いろいろな瞬間を切り取っていくぞいっ。

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