日常の「あるといいな」を追い続ける企業

TYPE : Webブランディング / 寄り添う支援
BRAND : 日常の暮らしをふふっとする名古屋の商品企画・製造企業

生活の中に溢れているたくさんの「モノ」。生活用品や雑貨やケア商品など、数えたら本当にキリがないくらい無限にあって、何の気なしに手に取り使う日々。でもこの一つひとつがこんなにも想いで溢れ、こうして生まれてくるのだと教えてくれたのが、今回ブランディングのお手伝いをさせていただいた名古屋市名東区にある株式会社富士さまでした。

告白する。
初めてお会いしたとき、その曇りのないパワーに、とにかく驚いた。

本日ホームページ制作の打合せで参りました…といった「初めましての型(ご挨拶ともいう)」を、
あ!という間に鮮やかにすり抜けて、軽やかに吹き飛ばし、ぐいっと笑顔でねぇねぇねぇ!と。

「今、この商品の改良版の試作品を作ってて、これを試してもらえないだろうか!?」

そう言って、いくつかの試作品が目の前に並ぶ。
そう。初対面の私に託されたのは、そのいくつかの試作品を日常の中で試し、使い心地や泡立ち具合、形状から生じる石鹸の残り方などをレポートするミッションでした。

もちろん強制されたわけでもなく、
「もし!もし試せる時間があったら…!」を丁寧に前提においていただき、でもその目がはちゃめちゃに輝いていて、全身で楽しんでいる波動が私にも伝染。

私でよければ!

初対面(一応緊張するタイプ)にもかかわらず、一気に「ものづくり仲間」に入れてもらったような気持ちになった一連を振り返ると、富士のスタッフさんたちが大切にしていることが見えてきた。

お客さんの「こうだといいな」のニーズにとことん応えるための商品開発・商品改良に全力投球。

こうだといいのに、なんでこうなんだ!の不満は可能性

取締役の小澤さんとの話はいつもいつも、ハッとさせられる。

採用について話していたときも、
「普段使うものに不満がある人が向いてるですよ」と一瞬尖がったワードで始まる。

こうだといいのに!こうなってればもっと使いやすいのに!なんでこうなんだ!!
そんな感覚や感情や視点は、「こういうのが欲しかった!」と言ってもらえるものづくり企画のスタートなんです。

確かに、こういうのが欲しかったを満たしてくれるものは「イイもの」で、気づけば口コミで「いいよ!」と広がり、使ってみてまた「いいよ!」と伝わる。
私も知らぬ間に、後輩に「これすごくいいよ」と伝えて、富士さんスタッフと笑顔に。
富士さんの想いは使う人にまっすぐに繋がっています。

真心こめてこだわって、だからこその「使ってみてください!」

企画から開発、何度も試して商品ができる。その間にユーザーさんが安心して使えるように設計も成分も何度も何度も分析したり修正したり。生活の中に送り出すまでには思った以上の工程や細かい確認や調査を乗り越えて形にするそう。でもそんな苦労も感じさせないくらい「どうぞどうぞ使ってみてください!」という言葉が堂々としているみなさんの自信が、私はすっかり好きになっていました。

一つひとつはお手軽価格で、暮らしに優しい。
たくさんの人のそばでいつも「あってよかった」と愛してくれる、そんな製品をこれからもどんどん閃いて具現化していく富士さんを応援したい!

CLIENT : 株式会社富士
URL : https://www.f-japan.jp/

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