土曜日の、珈琲とひととき。
2022.01.26
文字と行の土曜日は、何気によくお客さまが来るんです。
会社はお休みなので、スタッフがいることはほとんどないのですが、
その代わり、代表がよく出没します。
そして、今日はなんと、外は雪。
少し勉強しておきたいことがあって、昼過ぎに事務所に寄ろうと、扉をあける。
あぁ、珈琲のすてきな香りがするではないですか。
「お。おつかれー、珈琲のむー?」と奥の方から声がする。
文字と行には小さなキッチンがあるのですが、
そこで代表がドリップで珈琲を淹れている、いつもの土曜の光景。
「珈琲のむー?」の問いに、断る理由が見当たらない。
戴きたい戴きたい戴きたいの気持ちを、小刻みヘドバンで表しながらキッチンへ向かうと、キッチンの小さなカウンターに座って「お邪魔してますー」と、いらしていた製造業のお客さま(社長さま)。
ちゃっかり私も一緒に珈琲をいただこうと企みつつ、お客さまと雑談。
平日はなかなか時間が取れないのもあって、たまに土曜日に珈琲を飲みに寄られるとのこと。
「茶菓子も出るし、喫茶店より居心地良いじゃん」
そんな流れで、そのまま私も一緒に、いつもの打合せテーブルに混ざり、集客に関わるホームページの活かし方(なんか小難しく聞こえますが、実際には日々のいろいろをひたすら聞くのが大半なのです)について、あーでもない、こうでもない、と語りあいます。
文字と行。小さな拠点の土曜日は、
珈琲を嗜みながら、デザインやマーケティングの勉強会をしたり、皆さまが持ち寄る楽しい企みやもどかしい悩みに膝を突き合わせ、頭に汗をかきながら一緒に考えてみたり。
たまにスタッフ(私もですが)が相談ごとを持ち寄ったり、いろんな作業やモノづくりを一緒にしたり。
あ、たまにサンダーで机も削ってみたり。
思えば、文字と行のキッチンでは、
代表がよく珈琲を淹れ、ゆったりとした時間が流れたりする。
何気に一番相談しやすい場所だったりする。
土曜日の珈琲やキッチンは、一番「文字と行らしい」シーンなのかもしれないな。